Blackboard(ブラックボード)は、複数のオンチェーン市場を1つのインターフェースから利用できるトレーディングターミナルです。
では、実際にBlackboardで取引する場合はどのような流れになるのでしょうか?
Blackboardが目指しているのは、
「プロトコルを探して取引する」から「市場を選んで取引する」への変化です。
今回はBlackboardでオンチェーン取引を始める前に知っておきたい基本的な流れを紹介します。
Blackboardとは?
Blackboardは非カストディ型・マルチプロダクトのオンチェーントレーディングターミナルです。
コンセプトは、
One Wallet. All Markets. One Interface.
既存のオンチェーンプロトコルとその流動性へユーザーを接続し、複数の市場を1つの環境から利用できるようにすることを目指しています。
STEP 1|Blackboardへアクセス
最初にBlackboardへアクセスします。
Blackboard Alphaは2026年9月1日に開始されており、ユーザーへのアクセスは段階的に提供されています。
一般ユーザーはWaitlistから参加できます。
Alphaへのアクセス権が付与されている場合は、実際のサービス画面へ進みます。
STEP 2|ウォレットを接続
Blackboardは非カストディ型のトレーディング環境を目指しています。
そのため、中央集権型取引所へ資産を預けてから取引するという考え方とは異なります。
利用時には対応するウォレットを接続し、自分の資産に対するコントロールを維持しながらオンチェーン市場へアクセスします。
ウォレットを接続する際は、必ずアクセスしているサイトが正しいBlackboard公式サービスか確認してください。
STEP 3|取引したいマーケットを探す
次に、自分が取引したい市場を探します。
Blackboardの大きな特徴がここです。
通常であれば市場ごとに別々のプロトコルを探すことがありますが、Blackboardは複数のオンチェーン市場への入口を1つにまとめることを目指しています。
例えばPerpetualsを取引したい場合は、対応しているPerps市場を探します。
BlackboardはすでにAster DEXのAster Perpsをトレーディングターミナルへ統合すると発表しています。
STEP 4|取引条件を確認
市場を選んだら、すぐに注文するのではなく取引条件を確認します。
特にPerpetualsなどのデリバティブでは、
取引対象
現在価格
注文方法
ポジションサイズ
レバレッジ
手数料
資金調達率
清算条件
などを確認することが重要です。
Blackboardは複数のオンチェーン市場を接続するため、利用する市場やプロトコルによって条件が異なる可能性があります。
必ず実際の取引画面に表示される最新条件を確認してください。
STEP 5|注文する
取引条件を確認したら注文へ進みます。
Perpetualsでは一般的に価格上昇を予想する場合はLong、下落を予想する場合はShortというポジションを利用します。
ただし、Blackboardが接続するすべての市場が同じ注文方法になるとは限りません。
どのプロトコル・市場を利用しているのかを確認してから注文することが重要です。
オンチェーン取引ではウォレット署名が必要になる場合もあるため、署名前には内容を確認しましょう。
STEP 6|ポジションを確認
注文が成立したら、保有しているポジションを確認します。
Perpsの場合は特に、
などを確認します。
レバレッジを利用した取引では価格変動によって損失が大きくなる可能性があります。
ポジションを開いた後も定期的に状態を確認することが重要です。
Blackboardの特徴は「市場を探し回らない」こと
Blackboardが実現しようとしている体験で最も重要なのは、注文ボタンそのものではありません。
現在のオンチェーン取引では、
ウォレットを開く
↓
チェーンを切り替える
↓
プロトコルを探す
↓
Approve
↓
署名
↓
取引
といった複数の操作が必要になることがあります。
さらに別の市場を取引したければ、別のサービスへ移動するケースもあります。
Blackboardはこうした複雑さを減らし、
Blackboard → マーケットを選択 → 取引
というシンプルな体験を目指しています。
Perps以外の市場も
Blackboardの構想はPerpetualsだけではありません。
今後の対象には、
| 市場 | 内容 |
|---|---|
| Perpetuals | 無期限先物 |
| Prediction Markets | 予測市場 |
| Options | オプション |
| Trading Cards | トレーディングカード |
| Tokenized Assets | トークン化資産など |
が含まれています。
つまり将来的には、異なる種類のオンチェーン市場を利用するたびに別々のサービスを探す必要を減らすことがBlackboardの大きな目標です。
HyperliquidユーザーならAlphaへ即時アクセスも
Blackboardは2026年9月2日、Hyperliquidで$100M以上の取引量を持つユーザーについて、ウォレットを接続するとWaitlistをスキップしてAlphaへ即時アクセスできると案内しました。
条件を満たさない一般ユーザーはWaitlistから参加できます。
これはBlackboardがまずオンチェーン取引経験のあるユーザーを含めながらAlphaを段階的に展開していることを示しています。
初めて取引するときの注意点
Blackboardを利用する場合も、オンチェーン取引そのもののリスクがなくなるわけではありません。
特に注意したいのは、
ウォレット署名
スマートコントラクトリスク
レバレッジ
清算
資金調達率
価格変動
などです。
BlackboardがUIをシンプルにしても、取引商品のリスクまで消えるわけではありません。
最初は自分が理解できる市場から利用することが重要です。
FAQ
Blackboardでは実際に取引できますか?
Blackboard Alphaは2026年9月1日に開始されています。ただし利用可能な機能や市場はAlphaの進行に応じて拡大される可能性があります。
BlackboardでPerpsを取引できますか?
BlackboardはPerpetualsを主要市場の1つとして掲げており、Aster Perpsとの統合も発表しています。実際に利用できる市場は現在のAlpha画面で確認してください。
Blackboardは資産を預ける取引所ですか?
Blackboardは非カストディ型のオンチェーントレーディングターミナルを目指しており、ユーザー自身が資産へのコントロールを維持する構造を掲げています。
初心者でも利用できますか?
Blackboardはオンチェーン取引の複雑さを減らすことを目指しています。ただしPerpsやオプションなどの商品には固有のリスクがあるため、仕組みを理解してから利用することが重要です.
Blackboardで取引を始める
Blackboardの特徴は、単に新しい取引画面を提供することではありません。
複数のオンチェーン市場を1つの入口から探し、アクセスし、取引できる環境を作ること。
これがBlackboardの目指している方向です。
One Wallet. All Markets. One Interface.
Blackboard Alphaを確認したい場合は以下からアクセスできます。
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Perpetualsなどのレバレッジ商品には元本を超える大きな損失につながるリスクがあります。対応市場、手数料、レバレッジ、地域制限などは実際のBlackboardおよび接続先プロトコルの最新表示をご確認ください。
